シンガポールでフリーライター業と子育てしながら考えたこと

宮うち みかです。フルタイム業、フリーライター業、家族の愛情補充に奔走する日々。「人生最高潮に忙しい時だ、これ・・・」と、ずっと思い続けています。忙し度更新が止まりません。

【自宅出産について思う事】初めての苦情メールを頂きました。ありがとうございます!

「自分のスタイル」というものがないと、表現する職業と言うのは、誰の印象にも残らず、通り過ぎ去られてしまうものです。

ライター業を始めて1年が過ぎ、やっとモヤモヤと空に漂っていた私の「スタイル」なるものの形を、初認識出来たような。そんな気がしています。

■ 初めての経験、苦情メール☆

というのもね、始めて苦情意見を頂いたのです。今まで、スパムのコメントや、単なる誹謗中傷はありましたけど(即削除して相手にしておりません)

苦情が来たのは、こちらの記事に関して

itmama.jp

■ 苦情メールの内容

匿名メールでのご意見でしたので、全文掲載させて頂きます。ちなみに今後も匿名の方にはお返事は致しません。この方は「返信不要」と書いていますけど、その一文が無くてもしません。代わりにこのハテナブログのこけら落としに検証してみたいと思います。以下全く編集していないメール全文です。

自宅出産のメリットやバースプランに関する記事を見ました。

私は二人の子どもを持つ助産師です。

記事を読んで、気になってメールした次第です。

まず、自宅出産を選ぶ人は意識が高いというのは、事情があって医療機関で産まなければならない人に対して配慮が足りない文だと思います。

近年は、高齢出産で難産になりやすかったり、低出生体重児や母体の合併症が増えています。
また、妊娠中は健康でも双子の場合は総合病院などで帝王切開です。
医療機関で産んだ方が赤ちゃんにもお母さんにもいい人たちは、医療機関をすすめるべきです。そしてそのような人がこれを読み、自宅出産を希望するとします。医師は反対するし、助産師も受けないと思います。

医療機関で産んだら意識が低いのでしょうか?健康意識が高いか低いかで、出産場所が選択されているとは思えません。

医療機関で産む人も健康意識が高い人はいますし、他人任せにはしていないと思います。

医療介入の必要性がないのに、例えば薬剤の処方をするのはおかしいですが、医師によってその処方の根拠が明確で、またその処方を行わなければ生命の危機に陥る可能性があるときは患者として受けなければならない。
だから医師は同意書を作成してサインしてもらったり説明を行うのです。
受けたくないならこの時言えばいい話で、記事を読んでいて、医師の処方を信じるな、医療介入受けるなともとれ、非常に頑張って仕事をしている産科医に対しても失礼な発言と思いました。

返信は不要です。以上です。


■ 苦情に見る、「他人主体」な姿勢を検証!

大体苦情というのは、「こんな意見を大々的にアップして、真似するひとが出たらどうするんだ」というものが多いですね。それはやはりやはりやはり、「短絡的に過ぎるだろうー!」と思います。

全ての人は自分の行動を決定する権利を持っている。他人がどうのこうの言って誰かの行動を思い通りにしようなんてことはもってのほかだし、例え「あのひとがこう言っていたから、だから自分もそうしたんだ」という場合でも、その決定権は意見を聞いた“あのひと”では無くて、間違いなく自分自身にあります。責任を転嫁する事は出来ません。

責任転嫁してばっかりの人が、我が家にはたくさんおりますけどもね。。ま、子どもだからそれは許される事です。でも常々こども達には「自分の行動を、誰かのせいにしない方が良い」という話をしています。全然意味分かってないと思うけど。「四番太が叩いた〜!」「だって、三女が叩いたから!!」というやりとりは食傷気味です。しかし私も、「夫が二日酔いで寝てるから、みんなつまんなそう。せっかくの日曜日なのに!」なんてことを言った事がありますけどね!あはは!

閑話休題。

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↗︎我が家の他人主体なひと。

本題に戻ります。

■ 自分以外の“短絡的な人”を想定する、主体不在のクレーム

医療機関で産んだ方が赤ちゃんにもお母さんにもいい人たちは、医療機関をすすめるべきです。そしてそのような人がこれを読み、自宅出産を希望するとします。医師は反対するし、助産師も受けないと思います。

当然反対されると思います。何故なら「これを読み、自宅出産を希望する」ような浅はかな人々ですからね。私はそんな考えの浅い人がいるなんて全く想定せずに、この記事を書きました。なんだかよく分からないライターが書いた記事に「よし!わたしも!」なんて思う人は、医師から反対されて然るべきです。その前にそのひとの家族から「おいおい、ちょっと待ってよ」とストップがかかると思います。

自宅出産は、もう少し色々考えて下調べして、夫や実家の両親なんかにも相談して、やっと選択出来る敷居の高いものです。現代ではね。勉強と根回しが必須です。ぼんやりしてる人は、とても経験出来ません。

さらに、母体自身がほとんど何も問題なく経過している事は、自宅出産する上での、大・大・大前提です。医療機関で産んだ方が良い人は、医療機関で産むべきです。どっかのライターやら二児の母である助産師さんとかからすすめられようが、すすめられまいが、どちらにしても、ご自分で選択するべきですね。

まあそれはそれとして、もうちょっと深くこのコメントを見てみると、人に文句を言って自分の正しさを主張したいときによく使われる手法が見えてきます。「普通の人はそんなことしない」とかなんとか言って、“自分以外の誰かが迷惑するから、そんなことはやめた方がいい”というような、どっから目線なのか分からない、もっともらしく聞こえてしまうような口調です。(姑にも、「ふつうのお嫁さんはそんなこと言わない」とか言われた事があります。フンだ。)

私は個人的にこういう言い方がすごく嫌いです。卑怯だと思うし、潔くないし、かっこわるいと思っています。(さんざんですね!)正直に「私はあなたのことも、あなたが言ってる事も気に食わない。そんな記事を書いてお金をもらってるなんて、ずるい」とでも書いてくれる方が、素直に「すみませんでした。楽しくて幸せで。あなたも幸せになりますように」と祈ってあげられるというものです。

■ 自宅出産を選択出来る人は、意識が高い。間違いなく。

医療機関で産んだら意識が低いのでしょうか?健康意識が高いか低いかで、出産場所が選択されているとは思えません。

医療機関で産む人も健康意識が高い人はいますし、他人任せにはしていないと思います。

記事の中で、「医療機関で産んだら意識が低い」とは一言も書いていません。人の口に自分の言葉を突っ込むような暴論だと思います。こういうケンカが、女の人は得意ですよね・・・。(「どうせあなたは私の事なんとも思ってないんでしょう!」みたいな)

自宅出産が出来る人は間違いなく意識が高い人です。実際経験した人なら誰もが分かると思うけど、それはそれは反対と心配と呪い(何かあったらどうするの、って物言いは、「何か」を期待しているようにしか聞こえません)の猛襲を受けます。立ちはだかるハードルを次々とクリアし、協力と賛同をゲットしなければなりません。それには当然ながら、「やりたいんだから!!」というただの我が儘ではなく、あらゆる想定をした上での対処策に加え、強い意志と熱意を波風立てずに伝える必要があります。(波風立っても、結果よければいいんでしょうけどね)

 

■ 「意識が高い」って、こういうこと

「意識が高い」って、最近よく聞くけど、どういうことなのでしょうね。少なくとも私は、こういうことだと思います。冷えが良くないとか、お母さんが口に入れるものが赤ちゃんに影響するとか、そして避けた方が良い悪影響がある食べ物はどんなものなのか、とか基本的な知識があることはもちろんですが、この苦情メールとは正反対の主体的な姿勢を持っています。

「自分の行動に、自分で責任を持つ」という姿勢が無いと、特に現代では自宅出産なんて少数派に自らなるなんて、とっても出来ません。「意識が高い」というのはそう言う意味です。かといって、「病院で産む人が意識が低い」とは一言も申しておりません(二度目)。

■ 読解力のある人には不要な、この記事で伝えたかった思い

この記事は、実は全く違う角度のテーマで依頼されたものです。「世界の出産事情」とか、そんな感じ。しかしネット上で検索したら、でてくるでてくる、「世界の出産事情」。中でも面白かったのが、スイスのもの。あるサイトにあった情報によると、スイスでは「出産後1時間ほど、新生児と産婦は暗がりで過ごす」とのことでした。へえ、そうなんだ、と思って、スイス在住、4年前に出産した友人に質問。「こんな情報見つけたけど、これってほんと?」と。すると友人曰く「聞いた事無い。病院ではそういうことしないよ」と、あっさり誤情報確定です。助産院ではもしかしたらそうなのかな、とも言っていましたけどね。いずれにせよ、あまり一般的ではないようです。

こういう不確かな情報よりも、私自身が経験した事なら間違いなく本当です。それは誰も認めてもらえなくても、私自身が認めています。それらを記事にする事で伝えたかったのは、「自分で出産方法は選べるよ、病院が提示するやり方だけじゃないんだよ」ってことです。

母同士の共通の話題として「出産話」というのは鉄板です。中でも私は、「どれだけひどい目に合ったか自慢(出産編)」というのをけっこう聞いてきました。全く何も問題も不満も無い出産話の方が絶対的に少ないです。

一生に一度の我が子との対面を、悔いのないものにしたい。多くの親がそう思っていると思います。もしくは、悔いが残る可能性にすら、気付いてない事も多いでしょう。現代の病院のシステムは、医者主体で進みます。そこにお産も組み込まれているのが現状です。私は自分のお股を医者の目線まで持ち上げられる屈辱に耐えられませんでした。それで、自分のお股の目線まで降りて見てくれる助産師さんに介助をお願いする事にしました。そのために必要な情報を自らあちこち探って調べました。

上記はあくまでも私の場合は、ということです。べつにお股をぐいーんと持ち上げられる事なんて、なんともないという方もいらっしゃるでしょう。もしくは、それはイヤだけど、病院の方がいい、と選択する方もいるでしょう。「自分で選択したこと」は全て正解だと思います。べつに私が「それは正解!」とか言ってあげることでもなく、ご自分が「これでいい」と思える、それが大切ではないでしょうかね。

誰も教えてくれなかった、そんなこと知らなかった、出産の方法を選べるなんて、考えもしなかった・・・。そういう人がなるべく少なくなりますよう、自分主体のお産が出来ますよう。それが私の願いで、この記事で伝えたかった事です。


今後は長文記事は「宮うち みか」名義で書いていく予定です。

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